お寒い日々がつづきますが、常に心には熱いものをもって生きていきたいですね。
とりあえず言うだけは言うてみましたが、本当は生ぬるく生きていきたい。
好きな言葉は「同人バブルよもう一度」「馬鹿どもにはちょうどいい目眩ましだ」です。後者はムスカのセリフです。
イノウエです。
そういうわけで、冬コミの告知です。
今回は、こいつでございます。
少年と少女と蟹と世界と
「バブルピース」パイロット版
イラスト:
うとまる
頒布価格:300円
A5版/26P
蟹はいい。調べても調べても、さっぱりわけがわからない。
奥が深すぎて、きっと世界中の誰もその原理をすべて正確には理解していない。
それなのに、すべてがある。
僕にはないすべて。あらゆる可能性。
蟹に秘められし万能性が発見され、高度に蟹技術が発達した世界。
そこで生きている、ある高校生たちの日常と非日常。
恋する乙女、蟹の巫女、便所めし男子、農家の息子、そしてダブルピースの少女。
ほろ苦くもなければ甘くもない。すごいことが起きそうで起きない。
ゆるやかに滅びそうでいて、しぶとく滅びない退屈な世界の、青春群像劇。
そういう次第で、地味に一年前から企画していたオリジナル長編小説「バブルピース」のお試し版というか、パイロット版となります。
それっぽい紹介を書いてみましたが、なんの話やらさっぱりですね。俺も書いていてさっぱりというか完全に趣味の世界なのですが、同人だけに許された底なしのモラトリアムぶりを年甲斐もなく発揮しつつお届けしたいと思います。
完成版は、来年発行を予定しております。
なお、表紙・本文イラストはこの罪な時代が生みし恐怖の子
うとまるさんに描いてもらいました。
すばらしいですよね。実際のとこはどうだかわかりませんが、なんかすごいおもしろそうな話に見えますよね。驚きです。というか、俺が一番驚きました。
文学フリマで出した「HexaSprite」「でぶめも」および少数ですが「PLAN B」も頒布予定です。
オイ、おまえんとこ、どんだけイノウエづくしだよ。どんだけイノウエが好きなんだよというアレですが、そういうものだとあきらめてください。
だってオラ、イノウエだから……イノウエ以外の何者でもないから……。
冬コミ3日目、東地区O-16b「randam_butter」にて。
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2011.12.14
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