俺と! オマエと!
キミと! キス! いよいよ明日、コミックマーケット三日目にて頒布でございます。
というか、すでに二日目である本日「少女ノ朋社」さんというところで十数冊ばかり委託させてもらってたんですが、かなりの勢いで完売したそうです。ありがてえ。
とりあえずコミケ前最後の更新ということで、同人誌作成の過程でも振り返ってみようかなと思います。
……そもそもの発端は、たしか――夏コミが終わって間もない頃でした。
歌舞伎町の某所にあるスパンキングBAR「PIGGY」という店で、randam_butter次回作の打ち合わせをしたのです。
相棒であるtigerbutterがスパンキングサービスをオーダーし、出てきた半裸のボーイの尻を布っぽい鞭でひたすら打ち据えながら、言いました。
「オイこのフニャチン! 次回作はアレでいくぞ」(PANG!)
「えっ、アレってなんすか」
「とぼけてンじゃないよ。てめぇが最近おハマりになってる、あのギャルゲーだよ!」(PAPANG!)
「ま、まさか……キミキス、ですか」
「YES!」(PAPAPANG!)
その言葉と同時にtigerbutterの執拗なスパンキングによってボーイが失神。あたりはつかの間の静寂に包まれたのでした――。
……とまあ、そんなプロローグがあったりなかったりして、キミキス本を作り始めたわけですよ。
そして夜な夜な残業明けになけなしの異常性欲をひねり出して原稿を書く日々が続きました。
同時に超豪華ゲストを実現させるべく各界に根回しをすべく奔走しましたよ。ええ、しましたとも。
そして絶え間なく続くtigerbutterの恫喝。原稿の遅れとともに送られてくるグロ画像。衰弱していく我がガラスのマインド。
そんなこんなでキミキス同人誌「俺とオマエとキミとキス」が完成。
できた。よかった。
俺は心の底から脱力しました。
あまりに脱力しすぎて数週間性欲がわかなかったほどです。
今回、一人のキャラに絞らず、ヒロイン全員についてあれこれ書きました。摩央姉ちゃんのヒザ小僧を100ページ以上にわたって延々と愛撫する猟奇的な同人誌もありかなと思いましたが、いやそれはさすがにどうかと思いますが、わりとライトというかポップな感じでやってみようと。
ドラクエ4の作戦的にいうと「いろいろやろうぜ」でいってみようと。
戦闘中トルネコあたりがキメラの翼投げちゃって、強制的にどっかの町まで戻っちゃう感じ。いろいろやりすぎです。
えーとりあえずそんな勢いで。
一部
ヒライの描いたイラストとか、ちょっとしたグロ画像あるいは精神的ブラクラを含みますが、おおむね健全で楽しくゆかいな内容となっておりますので。
もれなくおまけペーパー付き。60ページで600円です。
東地区マ−09bにて。
<参考・ゲスト寄稿者様による紹介文など>
・天日録 ・赤兜 ・バトロワ魂 ・水筒日記 ・V林田日記 ・ぽもさいと
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2006.12.30
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