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2017.05.27 |

覚えている範囲で、伊藤計劃さんについて(tigerbutter)

最近色々な人の追悼文を読んだ。
小説については、これからもっと触れてくれる人もいるだろうし、
個人の人となりにしても、もっと親しくしてた人は当然いらっしゃる。
そこで触れられてなさそうな事を、できるだけ挙げた。

なぜか、そよかぜの悪戯的なもんで同人誌をはじめることになったので、当たって砕けろとばかりに伊藤さんに原稿を依頼してみた。快諾していただいてとても嬉しかった。

その後入院したので、結局randam_butterの801本「アステリスク*クライシスまたは迷子の子犬」に伊藤さんの原稿は載ることはなかった。
まあ普通に考えてそれどころではないだろう。むしろ入院中にお友達に頼んで801小説誌を買ってきてもらったことを知り、心の底から「すまなんだ…」と思った。雪風でやる気でいたらしい。

人見知りな私にしては相当思い切った覚悟で行ったお見舞いでの伊藤さんは、美人ナースに浮かれ、病室でERO行為に勤しむカップルに怒り、思っていたよりずっと元気そうだった。
「そういえば本、出るんですよー」と言いつつ「虐殺器官」を渡してくれたので「いや、買いますから!!」と言って1600円出してサインして貰った。

確かその前後にイベントで偶然お会いした際「SREがすげえすげえ」と散々言いまくっており、「オイオイ自分の本の心配しろよ」とちょっと思った。まあソレは私の杞憂に終わったわけだが。

とにかく、物事をものすごく嬉しそうに説明する人だった。
それも、彼が出した同人誌「チルドレン・オブ・ウォー」10頁目のオタコンをハンパなく超える勢いで。

その後の「バルバロイ」でも原稿をお願いした。「コンセプトがカオス」と言われ、入院前に原稿が届いた。
「自分の好きな話が一番最初に読める」のが、同人誌を制作していて良かったことの一つだと思う。
コレについては自慢したい。とともに、まさかこれほどまで短いとは思ってもみなかった伊藤さんの作家としての時間を、私は確実に食いつぶしたのだな、とも思う。

同人誌の打ち上げではサイバーパンクの話題が出るたびに色々な人に食いついていた。そんな好きか。私はサイバーパンクはかっこいいもんだと思ってるが「サイバーパンクは格好よくなんかないですYO!!」と恐ろしい勢いで否定された。
そして「伊藤計劃さんと青梅松竹さんはツラが似ている」と言い出したのを、双方から「ぜんぜん似てないですよ!!」と否定されたりした。

randam_butterがイベントに出ると、時々立ち寄ってくれた。
「EROないですかERO」って開口一番に言ってくるのは、いかがなものかと思ったが。

「ハーモニー」について、伊藤さんが言ってたことがある。
たぶん執筆中だったんだと思うが
「今回、百合なんですよ百合! おっぱいとか揉み合ったりするんですYO!」って言ってこられた。
わたし向けにご丁寧に概要を説明してくださったのか、「もう童貞とは言わせまい」ということだったのか、今となってはわからない。

つい、こないだまでお見舞いに行っていた。
「段ボール箱に札束詰め込むほど儲けてー」と言ったら
「だいたい品性が下劣なんですよ!」と寝たきりの状態から罵倒してきた。
けど何故か「一緒に金儲けしようぜ!」という流れになり、そこで『V林田水着写真集』ハワイロケに水着でゲスト出演するという約束を取り付けた。
「たぶん伊藤さんに言われたらV林田は断りきれないから、そういうことで」
「元気になったらやります」と彼は言ってた。

参考:わたし(tigerbutter)のタンブラー
http://tigerbutter.tumblr.com/

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2009.03.29 | Comments(0) | Trackback(0) | 伊藤計劃

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