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2024.11.22 |

2008夏コミ新刊紹介その2

 イノウエです。
 引き続き新刊「乙女トリガー」の紹介です。
 内容は「乙女」をテーマにしたもの……を目指しました。そのあたりのコンセプトは5月のコミティアで頒布したプレビュー冊子「乙女路線」に書いたとおりです。



 乙女とは孤独なものだから……などというtigerbutterの含蓄があるようでいて実はまったくもってぞんざい極まりないだけの発言により、今回はゲストの寄稿なしの方向で(ほぼ)俺一人で書くこととなりました。
 ちなみにそのことは、昨年の冬コミ終了後にゲストのみんなを呼んで開催したrandam_butter打ち上げの最後に発表しました。

 奇しくもその日、場末の飲み屋に集った人数はちょうど13人であり、最後の晩餐的な雰囲気が漂っていたのをおぼえています。
 同人サークル主催者とゲスト一同が集う打ち上げ最後の「締め」としては当然「次回もrandam_butterの同人誌にご寄稿よろしくNE☆」「オッケーまかしとけ☆」と和やかに終わるのがスジでした。

 それがまさかの単独執筆宣言です。

 普段は温厚なゲストの人々もこれにはおキレになったようで、口々に「裏切り者!」「このユダめ!」と罵りながら堅いパンの耳を投げつけてきたりしました。


……そんな血なまぐさい裏話はともかく、本の内容の話です。


 今回の新刊「乙女トリガー」は100ページほどで、だいたい以下のような三部構成となっております。


■リアルフィクション「乙女トリガー」
 あらすじを一言で表記すると、三十路の男が乙女を目指す話。
 「リアルフィクション」というとむやみにハッタリが効いていいなと思って、たった今とってつけました。まあ小説っぽいテキストと考えていただければ。
 ブログに書くとみんなに心配されてしまうようなテキストの類を「同人誌だから許してくれるよね」という果てしない甘えのもとに書きました。
 笑って許してください。
 いや、笑わなくていいので、ただ黙って許してください。


■乙女対談
 イノウエとtigerbutterによる、乙女を題材にしたよもやま話。
 断るまでもないかもしれませんが、例によってひどい内容になっております。
 ふつう「対談」というと知的な人たちのハイレベルな思考のぶつかり合いのイメージがありますが、今回のこれについては、まさにその対極にある何かとしか言いようがありません。
 読んで何か身になるようなイイ話が皆無という、非常にのど越しのよいヘルシー(主に脳にカロリーが足りなそう)な会話を大量に収録。


■乙女ゲームプレイ日記
 イノウエがとある18禁乙女ゲームをプレイした日記のようなもの。
 とりあえず何のゲームをやったかは伏せておきます。
 もちろん未プレイの人に対する配慮はできる限りしておりますのでご安心いただきたいです。そもそも「乙女ゲームってなに?」という方もカモン的なプレイ日記を標榜しています。
 今とりあえず言えるのは、乙女ゲームの主人公マジ獣(ビースト)。


 だんだん書くことも無くなってきましたが、コミケの日まで続きます。


(毎週末更新)

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2008.07.28 | Comments(0) | Trackback() | 宣伝

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